ご高齢の方々が安心して来ていただけるために

ご高齢の患者さまは、どうしても、お口周りの筋肉が低下したり、唾液の量が減少するなどのことから、なんらかのトラブルが生じやすいです。

やすはら歯科では、ご高齢の患者さまが、お元気で、はつらつとした暮らしができるように、お一人お一人によりそった全身的な、全体的な歯科治療を、安全に、清潔に、積極的に行うよう努めております。

昭和の初期は、若者がご高齢の方の生活の手助けをする、という視点で見た場合、65歳以上の方1名を、若者が11.1人で手助けする、といった時代でありました。

2013年では、若者4人で、2055年では若者1.5人で手助けする、といった状況へと進んでおります。

日本は世界一の長寿国です。このことは、とてもすばらしいことで、世界に誇れるところです。

一方、上述のように、若者と、ご高齢の方との割合が、変化しております。

やすはら歯科では、「ご高齢の方が、身も心も健康な状態で、長生きする」ということが極めて重要と、とらえております。

ご高齢の方が、寝たきりの状態に陥り、なんとか生活するといったことではなく、明るい質の高い生活を過ごすということです。

近年では、口腔と、全身疾患とのさまざまな関係性がとりあげられ、高齢者への専門的な歯科治療は、健康的な暮らしを守るために、たいへん重要です。

やすはら歯科は、高齢者への専門的な歯科治療へ、積極的に取り組みます。

1. 入れ歯がいたい、あわない
   （技術の高い技工所と密に連携いたします。）
2. 歯がよくないのは感じているけど、なんだか恥ずかしい
3. 歯がぐらぐらする
4. 自分で歯磨きするのが苦手だ
   （口腔ケアは西欧からの生活習慣なので、ご高齢の方が苦手なのはめずらしいことではありません）
5. いろいろ通ってるんだけど口がきれいにならない、すっきりしない
6. 入れ歯を作ったことがなくて、不安
7. 口や、粘膜などの病気のことを聞かされて、心配になってきた
8. 体が思うように動かないから、歯医者に行って嫌な思いをしたくない
9. 最近、歯医者に行ってなくて、なにか嫌な思いをするのでは

などなど

生活習慣はとても大切です。お口にとってつらい習慣を継続すると、少しずつ歯周病は進んでいきます。入れ歯も合わなくなっていきます。良好な生活習慣を継続すると、少しずつ歯周病は改善されていきます。 定期的な入れ歯の調整も、安定した清潔な入れ歯が長期間、維持されます。

はじめてから数回の、歯周病への処置と、入れ歯の調整は、改善がとても実感されやすいと思います。

例えば、歯科医院で、一か月の生活でたまった歯の汚れを、清掃する。一か月で生じた入れ歯のズレを調整する。という習慣を、一か月に一日だけ、普段の生活習慣に加えると、おどろくほどの改善が見られます。

整った設備での歯周病治療は、負担の少ない治療です。「しんどくない治療」です。期間は、お一人お一人にあわせて調整いたします。三ヶ月に一度、六か月に一度、でも結構です。

診療後、さわやかなお顔で、医院を出て行かれる患者さまの後ろ姿は、とてもいいと思います。

厚生労働省による、保険診療の義歯は、いわゆるレジン素材の入れ歯です。日本の技術は優れており、色々なタイプのレジンの合成樹脂があります。

これにより、かなり自由に足したり削ったりすることが可能で、とても調整に適した入れ歯となっております。

今現在、使用されている入れ歯の調整や修理など、ご相談下さい。

「短期間ではぐきがやせてしまって、入れ歯がゆるんでしまった。もっときつくして欲しい。」
「一本歯が抜けてしまった。入れ歯に歯を足して欲しい。」
「バネが一か所折れてしまった。」
「バネがかかっている歯がとれてしまった。」

このような状態に、とても適した入れ歯が、レジン素材の入れ歯、と言えるでしょう。

定期的な通院時にも、違和感や、痛みを気軽にご相談下さい。当院で作製した義歯でなくても結構です。

ハブラシでの歯の清掃のみでは、なかなかきれいになりにくくはないですか？ かぶせ物のすきまや、奥歯の裏側、かたくなってしまった汚れ。しみの強い歯や、ぐらぐらの歯などは、掃除がとても難しいです。

小さな鏡を使って、場所に適した色々な材料や機械を使います。

水が苦しかったり、という時も最大限配慮いたします。ご高齢の方は、筋肉量の減少や、 反射の遅延により、苦しくなりやすいです。