歯科口腔外科

口腔外科では、主に手術を主体とした治療を行います。総合病院の一診療科として入っていることが多いです。

一般の歯科では、抜歯や排膿などの手術を口腔外科として行い、悪性腫瘍などの大きな処置となれば、大きな総合病院の口腔外科で行われる、というのが一般的です。

当院の処置を説明いたします。

かなり高度に虫歯や歯周病が進んでしまい、いかなる保存的な処置も間に合わなくなってしまった歯を抜歯いたします。

また、親知らずという、真中から8番目の歯は、正常ではない位置にはえることも少なくなく、症状によっては抜歯せざるを得ないことがあります。

顎関節症は、顎の関節に症状が出ます。耳の前に顎の関節があり、痛くなったり、音が鳴ったり、お口があまり開かなくなったりします。

処置としては、手術などを行わなくても回復するケースがよく見られます。お薬で痛みをやわらげたり、顎の負担を減らすためのマウスピースを作製します。

お子さまの場合、転倒による打撲から、歯の脱臼や破折が生じます。それらの場合に、必要に応じてレントゲンを撮影し、歯の固定や神経治療を行ったりします。

その他、白板症、扁平苔癬などの粘膜疾患、歯根嚢胞などの根の先の病変、粘液嚢胞という、唾液の出る管がつぶれてふくらんだもの、骨隆起という、入れ歯を邪魔する骨の膨らみ、などなど、病変に応じて診療いたします。