院内感染対策
当院では院内感染を防ぐために8つの対策を行っております。
1. 建築による対策
換気
排煙窓、換気窓を多数設置、常時換気を行っております。
吸気口と排気口の位置を、計画的に設置することで、患者さまのまわりの空気が、常に清潔であるようにいたしました。
材料
地盤改良の材料から、建物全体にいたるまで、全ての材料を、シックハウスに対応するために考慮いたしました。
(1級シックハウス診断士の資格を持つ、1級建築士によります。)
2. 機械室による対策
機械室を医院の外に設置することで、吸引された汚染物質が、医院内に流出することを防止
スーパーバイオフィルターによるウィルス除去(粒径0.1マイクロメーターのインフルエンザウイルスの除去率99.9パーセント)
機械室内でさらに汚染物質除去
機械室内換気の徹底
機械室内の空気を清浄に(歯科医院は機械室内の空気を医院内で使用することが日常なので、機械室内の空気を清浄にすることがとても重要)(東京技研によります。)
3. 口腔外バキュームによる対策
空気中の飛沫物質を吸引
医院内空気の清浄化
口腔外バキュームには、移動式と、固定された配管式とがあります。
①移動式
移動式は、吸引されたものが、掃除機のように、機械本体に吸引され、
スーパーバイオフィルターという高性能なフィルターによって、汚染物質の外部への流出を妨げます。
②配管式
配管式の口腔外バキュームは、吸引された全てのものが、管を通って、機械室まで移送されます。そして、機械室内のスーパーバイオフィルターで、浄化されます。やすはら歯科の機械室は、病院の外にあります。医院内の清潔な空気を守るためです。
やすはら歯科の口腔外バキュームは、全て配管式です。
4. 機械による対策
オートクレーブ
最近流行中のウイルスは、70度5分で感染力が消失するのに対し、135度10分、115度30分などで対応
紫外線滅菌機
一般材料や医療器具、スリッパ
超音波洗浄器
5. 薬液による対策
グルタラール
非常に薬液に耐性のある、ウイルス(HBVなど)や芽胞などを滅菌
高濃度アルコール
O2
ポピドンヨード
6. 材料による対策
手袋を使い捨て(一人に一回以上交換)
紙コップ、紙バット、紙エプロン全て使い捨て
7. 行動による対策
サージカルマスク、ゴーグルの着用、検温、問診、手洗いとうがいの徹底、自粛、学習、スタンダードプリコ―ションの徹底
8. 情報による対策
日本歯科医師会 大阪府歯科医師会 保険医協会
スタディグループに属する
これらによる情報の共有
※注
上記のことを取り組めば、感染が起きない、ということでは決してございません。日々努力してまいります。